常盤野小学校ビオトープへの継続支援活動

 京都市立常盤野小学校へ「ときわぎ広場・ビオトープ(都会に里山を人工的に造りそれを自然の里山を人工的に造り、それを自然の里山と同様に育てる事)」を初めて造成したのは、CN40周年の記念事業の内のひとつでした。

 常盤野小学校は右京区にあり周囲には住宅地が多く、全く自然環境に恵まれていないというところではありませんが、やはり都会です。ただ学校の敷地も広くビオトープを造成するには格好の場所だと思われました。京都新聞の記事でそのことを知り、自然に対する環境問題が取り上げられている時代にも押されて、ビオトープのことについてクラブ内でも全員賛成ということで、第一期工事、第二期工事、第三期工事と常盤野学区の保護者の方々、教職員の方々、そして何よりも良かったのは当クラブには、庭園研究家、里山自然の専門家がいられた事です。この三者が一体となり、工事は進んでいきました。

 完成式でのビオトープは形は整っているけれど、何か物足りない感じで大きな箱庭といった感じでした。それが年々新たに整備もし、見学をして学校給食を頂くビオトープ例会が始まると、小川にはメダカが及び、木々には小鳥が囀り、稲穂が実り胸がワクワクする光景が見られるようになりました。勿論、西レオクラブのメンバーも夏休みの散水にも協力してくれました。今では、「ときわぎネイチャーランド」と呼ばれています。

 以下、常盤野小学校の子供たちが描いてくれた観察帳の一部をご紹介させて頂きます。

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