少年を明るく育てる京都大会

 「少年を明るく育てる京都大会」は、今年で第34回を迎えました。京都西ライオンズクラブは開催当初から支援活動をさせて頂き、長期にわたるアクティビティの一つとなっています。また、7月の第1日曜日に円山音楽堂で開催される事は、わがクラブの恒例の継続奉仕活動の年度のスタートでもあり、クラブメンバーやレオクラブにとっての奉仕の「一致団結」を啓発する重要な役割となっています。さらには、この青少年育成を目的とする本大会の支援活動は、京都府内の数多いライオンズクラブで唯一、京都西ライオンズクラブしか参加しておりません。

第34回の大会は例年の内容とは異なり、円山音楽堂から京都市役所広場までの啓発パレードに約2700名もの参加者やブラスバンドによる一大イベントが中止され、四条河原町角での健全育成広報啓発活動に偏光になりました。それは、今年5月にパレード通過場所で多くの方が犠牲となった悲しい事故があり、犠牲になられた方々の哀悼とパレード参加者の安全を熟慮されたものと思います。その悲しい事故の後も、間髪入れずに京都府内で複数の少年による傍若無人ともいえる悲惨な事故や事件がおきました。 

 少年達の犯行後の態度もなんら反省のない非人道的なものと映りました。子供達の道徳教育の根幹を揺るがす事態と考えます。このような事が起こらないように、親と子供・子供と先生・子供と地域が一丸となって更なる奉仕活動の「輪」を目指さなければなりません。メンバー一人一人が日々のほんの小さな問題にも手を差し伸べる地道な活動が必須と考え実行しましょう。

 来期の第35回にも我が京都西ライオンズクラブから多くの参加者をつのり、さらには友人のライオンズクラブメンバーにも参加をして頂き「少年を明るく育てる京都大会」を盛大にし、啓発活動の「輪」を大きく広げていきたいとの意気込みで今年一年を全力疾走して参ります。皆様のご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。


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